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自分とは


ほぼ1ヶ月前、第3回目のオンラインセミナーを開きました。CeCan Business Developmentの社長であり木曜会会長でいらっしゃるAngelaさんをお招きしてのセミナーでした。テーマは「自分とは」です。

今迄に自分とは一体どういった人間か考えたことはあるでしょうか?ふれいざーの記事でも少し書きましたが、あなたはどういった人だと思いますか、と質問されると大概の方はご自分を謙遜されます。自分の良いところはほんの少し伝えて後は自分の悪いと考えるところや短所と思うことを伝え始めます。これはどうしてでしょう。本当に、自分のことをそんなに卑下しているのでしょうか。日本の文化では特にそうかもしれませんが、謙虚や謙遜を忘れず、控えめに人を立てる、といったことが美徳とされています。確かに周りの人々に自分がどれだけ素晴らしいか、どれだけできるかと自慢する必要は全くありません。ですがそれと同時に、自分を謙遜し貶す必要も全くないと私は考えます。人に褒められれば素直に受け取り感謝を述べればいいのです。「私なんて大したことないです」「今回は運が良かっただけです」などといったコメントを発言したことがありませんか?あなたが素晴らしい人であることを周りの方が受け入れてくれることは素敵なことです。あなたが、ご自分がどれだけ素晴らしい人間か受け入れることは更に大事であり、必要不可欠なことです。そして周りの人々があなたと同様素晴らしい人達であることも理解し認めれば、わざわざ自分を謙遜する必要もなくなります。Angelaさんはご自分の今までの色々な経験を通して「自分」を確立されていったことをお話してくださいました。「コントロールできるのは自分だけ」と仰るAngelaさんは、そのお言葉通りご自分が何ができるか、相手に対してどう対応したいかに意識を向けられ、とても素敵な「自画自賛」と仰ったご自分への愛情と受容のお話もされました。

「石の上にも3年」「他人に迷惑をかけない」など日本の文化で美徳とされている考えがどれだけ私達を雁字搦めにしているかもお話くださり、笑顔で人と接し人を大事にする大切さを説明してくださいました。と同時に我慢をせず新しいことに常にチャレンジして自分を愛し褒めて人生を楽しむこと。素晴らしい内容に涙する方もあり、満面の笑みと共にたくさんの笑いもあり、とても楽しい2時間をみなさんと共有することができました。

「自分とはどういった人間か」という質問を一度考えてみてください。そして思い浮かんだ言葉をそのまま書き並べてみてください。もし、ご自分を落としたり貶したりする「短所」の言葉が多いようであれば、あなたはご自分で頭の中で常に自分を卑下している可能性があるかと思います。いじめっ子が傍であなたを24時間いじめていることと同じことです。これでは、あなたの能力や才能がどれだけ素晴らしいものでも発揮することはなかなか難しくなります。何かする度に頭の中で自分を人と比較して貶してしまうからです。

Angelaさんが仰った「コントロールできるのは自分だけ」という言葉は、あなたの考えや感情も含まれます。ネガティブな考えをポジティブな考えに換えてみて下さい。もちろん練習が必要ですが、少しずつ自分をいたわる言葉、愛する言葉、思いやる言葉に換えてみましょう。少しずつ自分を認め、受け入れていくと、頭の中のいじめっ子が消えていきます。「自画自賛」をして自分の一番のサポーターになってください。次回のオンラインセミナーは12月11日(土曜日)です。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。


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